現役エンジニアが業務で生成AIをどのように使っているのか?

AI

皆さん、業務で生成AIは使用されていますでしょうか?

最近ではChatGPTやCopilotなどかなり優秀な生成AIが増えてきました。

僕も業務で使用出来る際は積極的に使用しています。

今回は実際にどのように使用しているのか、

使用する際の注意点などをまとめました。

どのように使っているのか

処理の作成

生成AIはプログラミングにかなり強く、

凄まじい速度、精度で処理を作成してくれます。

C#でフォルダを選択する処理を作成して

今回は例として上記の文章をChatGPTに入れてみました。

using System;
using System.Windows.Forms;

public class FolderSelectExample
{
    [STAThread] // フォルダダイアログを使うために必要
    public static void Main()
    {
        Application.EnableVisualStyles();

        using (FolderBrowserDialog dialog = new FolderBrowserDialog())
        {
            dialog.Description = "フォルダを選択してください";
            dialog.ShowNewFolderButton = true;

            DialogResult result = dialog.ShowDialog();

            if (result == DialogResult.OK && !string.IsNullOrWhiteSpace(dialog.SelectedPath))
            {
                MessageBox.Show($"選択されたフォルダ: {dialog.SelectedPath}");
            }
            else
            {
                MessageBox.Show("フォルダが選択されませんでした");
            }
        }
    }
}

すぐにこのようなサンプルコードを作成してくれます。

体感ですが、修正しなくても貼り付けるだけで動く事が多いです。

ご丁寧にコメントまで書いてくれるので理解もしやすいです。

エラーの調査

業務中に出てきたエラーの調査にも使用できます。

エラー文をそのまま貼ってどのようなエラーを教えてもらったり、

エラーが発生するコードを丸投げしてもどこでエラーが出るのか、

どのように修正すればいい窯で教えてくれます。

エラーコードで自分で調べるのが一般的な方法ですが、

とりあえず生成AIに投げて解決のきっかけを貰うとかなり効率が良くなります。

分からない内容の解説

業務の中で、他の人が作った昔のコードや、

分かりにくいコードに出会う事が多いと思います。

その際に、その文法やコードを生成AIに投げて処理を解説してもらう事が出来ます。

int a = 0;
int b = 10;
int c = a + b;

例として、上記の処理を解説してもらいましょう。

このように、かなり丁寧に解説してくれます。

勉強になります。

使用する上での注意点

機密情報は入れない

上記で、処理を丸々投げるとエラー修正をしてくれたり、

解説をしてくれるとお伝えしました。

しかし、生成AIに入れた情報はどのようにネットに広がるか

分からないところが多いです。

基本的には生成AIが学習に使用するため、

他の人の環境でその情報が含まれてしまう可能性があります。

なので、必ず機密情報は入力しないようにしましょう。

頼りすぎない

正直、生成AIの精度はかなり高いので、

ある程度の処理の作成であれば手直し不要です。

しかし、全てを生成AIに任せてしまうと

自分自身の能力が上がりません。

また、バグが発生した際に作成した処理を理解していないと

手間取ってしまうことになります。

あくまでサポートとして使用しましょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

生成AIは正しい使い方をすれば確実に効率が上がるツールです。

皆さんも有効活用していきましょう!